田中です。
先週に引き続き、「伸びしろ」に関してお伝えします。
今回は原因帰属理論。「勝ち負けを何のせいにするか。動機付けの高い選手は成功を内的要因である能力、失敗は努力不足に帰属させる傾向があり、モチベーション高く練習できて、心の伸びしろは大きい。動機付けの低い選手は成功を外的要因の課題の困難度、失敗を能力不足に帰属させ次の日から努力しなくなる」という傾向があるそうです。
試合が上手く行かなかった時、自分でその結果を受け入れる事ってしんどい時ありますよね。今まで沢山努力して来たのにと考えてると、目をそらしたくなりますね。「相手が〇〇だったから」とか「調子が悪かったから」とか。この時に自分の「能力」ではなく「努力」する事に目を向けるようにした方が良さそうです。
「失敗を将来の糧となるように伝えていかないと、失敗は良くないものとなってしまい、新しい事にチャレンジしなくなり、伸びしろは期待出来ない」と警告がありました。我々がかける言葉が非常に大切になるそうです。自分の言葉を見直して「伸びしろ」を潰してしまわないようにしないと…。