田中です。
今回も為末大氏の「熟達論」の「心」の段階から響いた内容について記事にします。
動作が安定するとはどういう事なんでしょうか。テニスではよく「安定」という言葉をつかいますよね。
「どんな世界でも環境の変化は起きる。頻繁に瞬時に。質が安定するという事は毎回同じことを繰り返すだけの単純なことではなく、毎回違う条件に合わせて補正がされている結果。本当の巧みさとは変わりゆく環境に合わせ切ること」
なるほど。同じ事を繰り返す事ができるのではなく、違う条件に合わせ補正することが大切なんですね。テニスは同じボールば1球も来ませんからまさに「補正」という考え方は必要ですね。