田中です。
先日「ボレスト専科」というイベントを行いました。ボレストの展開になった時のストロークが苦手だという方が多かったのでじっくりと練習しました。
テニスには4つの状況がありボレストのストロークは「相手が前、自分が後ろ」という状況で、タイミングの速いストロークが求められます。ボールが深く入ってくる時に自分がどこにポジションしているかでその処理の仕方は変わりますが、ベースライン付近に立っている場合、相手の球種に関係なく、だいたい自分の膝より下でのボールの処理になります。その時のラケットのセットが「高い」状態になるケースが多く、結果的にすくい上げるような打ち方になってミスにつながる場面が多かったですが、イベント後半ではかなり改善されていました。
他にもボールの状況の把握、軸足の位置、スイングの方向、リズム感などポイントはありますが、まずは「ラケットのセットの高さ」に気をつけてみましょう。個人的にはこの状況ですぐロブではなく、低く打って見ようと繰り返し練習する事が上達の鍵だと思います。