田中です。
テニスって上手くいかない事が多いですよね。その時、顔に出てしまう。そんな選手達にトニーの著書である「ナダルノート」からトニーナダルからの貴重なアドバイス!(お叱り?)
「失敗をするたびにしかめっ面をすることは自分を過大評価しているということ。しかめっ面をするたびに自分を苦しめる。テニスをしてる以上、必ず失敗する。いつでも必ず。完璧なテニスをずっとすることは不可能。困難に直面しても前向きに解決するためにはひたすら練習を重ねる以外に選択の余地はない。だから常に自分に対して謙虚で客観的にいられることが必須。ラケットを投げるという行為はお金を捨てる行為。ラケットを買うお金が十分にない人達に対してあまりにも敬意が足りない行為であり、自分の愚かさのために敵を増やして難しい局面を作ってしまう。テニスコートで叫び声をあげたり、誰かを侮辱したり、ラケットを蹴ったり壊したりするものは、感情制御が不能であることをさらけ出している。物事が思った通りに進まない時も冷静に対処できる人格を持つべき。すぐにわめいたり、憤慨する者はだいたい自分を過大評価している。勝つためにとっつきにくい性格になる必要はどこにもない。むしろその正反対である。大原則は努力、一貫性、克服、責任感、そして何より人間としての正しい道」
こういう指導をナダルはずっと受けて来たんですね。このトニーの考え方にはとても共感します。強い人は性格が悪くないと…のような考え方は違うんだという事を教えてくれています。