田中です。
内田若希氏の「スポーツ選手の為のアドラー心理学」読み終わりました。指導者としてどうか考えるかという事が細かく書かれていました。
緊張に対する考え方で、「何が原因で緊張するのかという過去の出来事や経験を考えるのがフロイトの原因論で、何の為に緊張するのかという「未来の目的」を考えるのがアドラーの目的論。人間の現在の行動や事象は過去の出来事や経験によって決定されるのではなく、未来への期待や不安によって規定される」という考え方です。
全てに目的があるという事は、考え方次第で未来が変わるという事ですね。その中で「自分でコントロールする事が難しく思い通りにならない事がほとんどです。だから無限の可能性があるわけではないけれど、与えられた環境でいかに振る舞うかという最後の自由だけは奪えない」という記述がありました。この「最後の自由」という表現に可能性を感じました。
最後の自由、どう使おうかなぁ…。