logo

BLOG

コーチブログ

ホーム > コーチブログ > 集中のルーティーン

集中のルーティーン

田中です。

バルセロナオープン、錦織圭選手の良いプレーが沢山見られた大会でしたね。2セットはかなり圧倒していましたし、3セットはスコアよりかなりチャンスがありました。また、ナダル対チチパスの決勝戦凄い試合でしたね。最後に勝利したナダルは流石ですが、セカンドセットのマッチポイントを跳ね返し、次のレシーブゲームを0-40からナダルにキープされてもタイブレークを取り切ったチチパスのメンタルも素晴らしいです。クレーでナダルが苦戦する姿に、そろそろ世代交代なのかなとも思いました。

ところで

「集中」という言葉はよく使われていて、何となくその雰囲気も理解出来るけど、実際どういう手順で集中に持っていけば良いか分からないという方に中屋コーチの指針がありました。

「集中とは広い外的集中(全体を見渡す)→広い内的集中(どうするかイメージする)→狭い内的集中(具体的な手順を考える)→狭い外的集中(動作をはじめる)のルーティーンである。」

なるほど。全体を見渡してどうするか決めずに何となくプレーしている状態は集中している状態ではないという事ですね。このルーティーンも練習が必要かもしれませんね。サーブを打つ前にペアにどうするか言う(簡単な事で良いと思います)ことから始めませんか?