田中です。
今回も佐藤先生の「テニスの心理学」からです。
テニスの試合では約8割の時間がボールを打っていない時間で、その時にすることを「プリショットルーティング」というそうです。ボールを打つ時に集中する事は当たり前で、もっと大切なのはボールを打つ前段階で、それには4つの要素があるそうです。
①ポジティブフィジカルレスポンス
ポイントを取った時も失った時も「よし!」と心の中で力を入れる
②リラクゼーション
深呼吸したり、手を振ったり、ストリングを触ったり、アイコントロールをする事で集中力を高める
③プレパレーション(準備)
相手を観察したり、状況判断をする
④リチュアル(儀式)
サーブを打つ前にボールを何回ついたり、運動時間を一定にすることで身体はそのように動く
この4つに集中することが良いパフォーマンスを発揮するために必要だそうです。普段、どうですか?やってます?私は③プレパレーションを曖昧にしてしまうことがあります。もちろん結果は相手次第…つまり完全に受身にプレイしています…。自分自身、もう一度見直したいと思います。